編集長コラム

障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ

第36回 パラリンピック開催は日本社会を大きく変える!

パラリンピック開催は日本社会を大きく変える! 今月8日、2020年オリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決定しました。その日、早起きをしてアルゼンチン・ブエノスアイレスで開催されたIOC総会の投票結果を固唾を呑んで見守っていた人も少なくなかったはずです。私も、ジャック・ロゲIOC会長の「トウキョウ」の声を聞いた瞬間を、今でもはっきりと覚えています。

 7年後、世界最大のスポーツの祭典が日本の東京で行なわれる――。多くの人が自分の年齢に7を足して、「○歳かぁ。その頃には......」と想像をたくましくしたことでしょう。こんなに同時に人々が自分の未来について考え、その自分が住む未来の社会について思いを馳せる。そして、将来の社会のあるべき姿に思いを巡らせる。開催が決定しただけでこのように人の心を未来に向けて動かすオリンピック・パラリンピックに、改めて偉大な力を感じずにはいられません。


このつづきは >>二宮清純責任編集「SPORTS COMMUNICATIONS」サイトでお楽しみください!




伊藤 数子(いとう かずこ)

挑戦者たち編集長
/NPO法人STAND代表理事

新潟県生まれ。1991年に車いす陸上を観戦したことがきっかけとなり、障害者スポーツの振興に携わるようになる。未来に向けて次代の選手・ファンを拡げていくために、障害者スポーツのスポーツとしてのおもしろさを伝えるウェブサイト「挑戦者たち」、障害者スポーツ競技大会のインターネットライブ中継「モバチュウ」、障害者スポーツ体験会などの事業を企業・団体と協働で展開している。2012年ロンドンパラリンピックでは日本選手たちの挑戦を伝えるウェブサイト「The Road to London」を開幕1年前に開設した。著書に「ようこそ、障害者スポーツへ -パラリンピックを目指すアスリートたち-」(廣済堂出版)など。

ロンドン2012パラリンピック 日本選手たちの挑戦 「The Road to London」

フェイスブック

ツイッター

アーカイブ

  • 清水建設株式会社
  • SPORTS COMMUNICATIONS - ~二宮清純責任編集~
  • www.shimizu12.com
  • Takemi Art Sports
  • ラジオデイズ:「声」と「語り」のダウンロードサイト