編集長コラム

障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ

第85回 渋谷区リアル観戦イベント。小学生の応援が創り出す新しい文化

写真:コートの雑巾がけをする小学生たち 渋谷区では2020東京オリンピック・パラリンピックにおいて5つの競技(ハンドボール、卓球、パラバドミントン、ウィルチェアーラグビー、パラ卓球)が開催されます。渋谷区オリンピック・パラリンピック推進課(以下、オリ・パラ推進課)では3年後の「満員御礼」を目指して、今年7月から、各競技を間近で観戦して体験もできる「オリンピック・パラリンピックリアル観戦事業」を実施しています。

 10月28日、その4回目となるウィルチェアーラグビーの「リアル観戦」(渋谷区スポーツセンター)に行ってきました。

 リアル観戦とはあまり聞き慣れない言葉ですが、「まずは知ってもらって、見てもらって、体験してもらって、さらに興味を持ってもらうためのもの」(オリ・パラ推進課)で、試合だけでなくトッププレーヤーによるデモンストレーションや来場者による競技体験が行われます。

 今回は渋谷区長杯第1回渋谷区ウィルチェアーラグビー大会と銘打たれ、日本代表選手が在籍するBLITZ、RIZE、AXE、横濱義塾の4チームが参加しました。

 渋谷区オリ・パラ推進課の担当者は「リアル観戦は来場した方が"テレビでは知っていたけど実際に見ると迫力が違う"という感想や、"見るのとやるのとでは全然違う"と競技を実際に体験した"リアル"な感想をいただいています。7月のハンドボールから始まって、11月12日のパラ卓球で5競技のリアル観戦が一回りしますが、2020年の全競技満席のために、今後も継続してイベントを行っていきます」と、このイベントに手応えを感じているようでした。

 さて、この日の朝のことです。リアル観戦のために会場に向かっていると、お揃いのオレンジ色のTシャツを着た小学生たちをたくさん目にしました。「もしかして同じイベントに行くのかな?」と思っていたら、やはりそうでした。2階席に陣取ったのは渋谷区立長谷戸(ながやと)小学校の1年から6年までの134名。今回のリアル観戦会は、ある意味でこの小学生たちが主役でした。

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伊藤 数子(いとう かずこ)

挑戦者たち編集長
/NPO法人STAND代表理事

新潟県生まれ。1991年に車いす陸上を観戦したことがきっかけとなり、障害者スポーツの振興に携わるようになる。未来に向けて次代の選手・ファンを拡げていくために、障害者スポーツのスポーツとしてのおもしろさを伝えるウェブサイト「挑戦者たち」、障害者スポーツ競技大会のインターネットライブ中継「モバチュウ」、障害者スポーツ体験会などの事業を企業・団体と協働で展開している。2012年ロンドンパラリンピックでは日本選手たちの挑戦を伝えるウェブサイト「The Road to London」を開幕1年前に開設した。著書に「ようこそ、障害者スポーツへ -パラリンピックを目指すアスリートたち-」(廣済堂出版)など。

ロンドン2012パラリンピック 日本選手たちの挑戦 「The Road to London」

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