応援メッセージ

私は、世界的に「忘れられたがん」と呼ばれる希少がん「肉腫」(サルコーマ)に罹患し、5年生存率7%といわれる中、まもなく7年を迎えます。その間、8度の再発転移手術を乗り越えてきました。その闘病と並行して、ブラインドダンス(視覚障がい者のためのダンス)を世界初で立ち上げ、選手権の開催や盲学校やサークルでの指導に尽力させていただいています。
罹患したことを、当初は、うれしくはないけれども、神様から与えられた「試練」だと受け入れました。それが、自分には間に合わなくとも自分の後に続く未来の患者さんのためにと活動を続けているうちに、「使命」だと考えるようになりました。今では、罹患したことで出会った人、出合ったことやものに感謝し、「神様からの贈り物」だと感じています。
私は視覚に障がいがある生徒たちにダンスを指導していますが、それは手段であって、目的はダンスの指導を通して「生きること」を伝えることだと思っています。ハンディがあることは「不自由」だけれど「不幸」ではない。与えられた環境の中でいかに生きるか?これが足りない、あれが無いではなく、これだけでもありがたいと感謝して生きることができるかどうか?5年生存率7%だと知ったら、自分が生きてそれを8%や9%にしてやろうと奮起できるかどうか?そんな自分の生き方を、生徒と一緒に共有できたら、と思って生きています。
そんな生徒や生徒の仲間たちが参加するロンドンパラリンピック。日本における障がい者スポーツ発祥の地大分に生まれた私が、10年間ダンス留学をしていたロンドンでの開催。深いご縁を感じながら、そんな同志や戦友たちに心からのエールを送りたいと思います。いつかブラインドダンスが世界中に広まって、パラリンピックの仲間に入れていただけたら、とも願いながら。
<吉野ゆりえ(よしの・ゆりえ)プロフィール>大分県出身。筑波大学国際関係学類卒業。元ミス日本。大学卒業後、世界的なトッププロ競技ダンサーとして活躍。現役引退後、「忘れられたがん」と呼ばれる希少がん「後腹膜平滑筋肉腫」に罹患しながらも、ブラインドダンス(視覚障がい者のためのダンス)や「肉腫」(サルコーマ)の啓発、「いのちの授業」など精力的に活動。8度の再発転移手術を乗り越え、2012年2月には「7年生存」を達成する。テレビ・ラジオ・イベント・新聞・雑誌など、メディア出演多数。現在、世界ダンス議会国際審査員。日本ブラインドダンス協会理事。ウリナリ芸能人社交ダンス部特別講師。都立八王子盲学校ダンス部講師。日本に「サルコーマセンターを設立する会」代表。フリーアナウンサー。『いのちのダンス~舞姫の選択』著者。
ブログ http://ameblo.jp/yurieyoshino/
がんばれニッポン!の思い込めバトンパスロンドンパラリンピックに向け、日本選手の活躍にエール!
そんな一人ひとりの思いをバトンに託し、リレーでつないでいきます。
聖火のごとく、届けロンドンへ!




























