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ロンドン2012パラリンピック競技大会日本代表選手団 賜杯伝達式・日本パラリンピック委員会特別表彰式

ロンドン・パラリンピック競技大会優勝者への賜杯伝達式及び成績優秀者たちへ厚生労働大臣表彰式が昨日、東京都内のホテルで開催され、車いすテニス男子シングルスで2連覇した国枝慎吾選手(ユニクロ)やゴールボール女子チーム、競泳の秋山里奈選手らメダリストや入賞者、自己記録更新者、ガイドランナーらが出席した。

式では、梅村聡厚生労働大臣政務官が「多くの国民に勇気と感動、これからアスリートを目指す障害者へ希望を与えた。次の目標に向かってさらに精進を重ねることを期待する」と賛辞の言葉を贈った。選手を代表して、ゴールボール小宮正江選手が「金5、銀5、銅6の結果は、みなさまの応援や関係者、監督、コーチのおかげ。人間としても競技者としても高く成長していきたい」と感謝の意を述べた。

写真:選手を代表し、感謝の意を述べるゴールボール小宮正江選手


引き続き、日本パラリンピック委員会による特別賞贈呈式が行われ、メダリスト17名に賞状と報奨金の目録が授与された。

鳥原光憲委員長から「目標に立ち向かって多くの苦難を乗り越えた努力に対する賞賛の気持ち、多くの人たちに勇気と感動と希望を与えたことに対する感謝の気持ち、新たな目標への挑戦に対する激励の気持ち、この3つの気持ちを込めて特別賞を贈り、障害者スポーツの一層の発展、日本の社会の発展を心から願う」と激励。岡田太造障害保健福祉部長から「障害のある方々に夢と希望をあたえることはもとより、障害者スポーツの裾野を広げ、未来のアスリート育成につながる大きな影響力がある」と、パラリンピアンズの活躍による障害者スポーツ発展への期待の言葉が述べられた。
選手を代表し、国枝慎吾選手は「マスメディアにたくさん取り上げてもらい、回を重ねるたびに国内でもパラリンピックがどんどん発展していると感じる。次のリオデジャネイロパラリンピックへむけてまた頑張りたい」と4年後へ向け意気込みを述べた。


写真:特別賞を受賞した選手たちと日本パラリンピック委員会の日本パラリンピック委員会鳥原委員長(前列中央)、日本パラリンピック委員会公式スポンサー各社の方々


特別賞受賞者は以下の選手
○金メダリスト 10名
・ゴールボール 安達阿記子、浦田理恵、欠端瑛子、小宮正江、中嶋茜、若杉遥
・柔道 正木健人
・水泳 秋山里奈、田中康大
・車いすテニス 国枝慎吾

○銀メダリスト 3名
・陸上 伊藤智也
・水泳 木村敬一、中村智太郎

○銅メダリスト 4名
・陸上 和田伸也
・自転車 藤田征樹
・水泳 小山恭輔、鈴木孝幸


ロンドンパラリンピックへ、日本選手たちの挑戦「The Road to London」