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ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会 日本、メダル獲得ならず リオでの逆襲を誓う

 5月19日から22日まで千葉ポートアリーナで行われた「2016ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会」。
 アメリカ・オーストラリア・イギリスという世界トップレベルの強豪国を招待したこの大会で日本は4ヶ国中4位に終わり、リオパラリンピックに課題を残しました。

大会を4位で終えた日本代表。課題が見えた大会となった。写真/阿部謙一郎
大会を4位で終えた日本代表。課題が見えた大会となった

 リオパラリンピックでのメダル獲得を目標に掲げる日本代表。この大会で「優勝してリオへ弾みをつけたかった」といいますが、グループリーグを3勝3敗で終え、決勝進出を逃してしまいます。
 そして、22日の大会最終日。3位決定戦に回った日本は、グループリーグで連勝したアメリカとの対戦となりました。
 序盤は一進一退の戦いとなりますが、第2ピリオド、日本はミスからターンオーバーを3度許し、26-29と3点のリードを奪われて前半を折り返します。
 後半、追いつきたい日本は前線からプレスをかけてターンオーバーを狙いますが、アメリカを捉えることはできず、逆にパスミスを連発。得点を積み重ねられてしまいます。「きのうまでと違った」という勝利に執念を燃やすアメリカに、球際の競り合いでも遅れをとった日本。51対56と5点差で敗れ、大会4位に終わりました。
 障がいクラスごとに選ばれるベストプレーヤー賞(7人)には、1.5クラスの乗松星矢選手が日本から唯一選ばれました。

エースとして攻守に渡り日本を牽引した池崎大輔選手。 写真/阿部謙一郎
エースとして攻守に渡り日本を牽引した池崎選手。
チーム最年少の26歳でベストプレーヤー賞に選出された乗松星矢選手。
日本にとって明るい材料となった。 写真/阿部謙一郎
チーム最年少の26歳でベストプレーヤー賞に選出された乗松星矢選手

 ホーム開催の大会で4ヶ国中最下位という厳しい結果に、選手たちは一様に悔しさをのぞかせました。
 キャプテン池選手は「日本は力を発揮できなかった。これは実力が足りなかったということ。すごく悔しい。収穫は4位ということ。この悔しさをバネにするしかない。どうやって日本を立て直して、メダルをとるか。どの国よりも成長スピードを上げて、リオに臨みたい」とコメント。
 エースの池崎選手は「大会を通して、通用する部分も沢山あった」としながら「フィジカル面の日本の弱さが出てしまった。これが今の実力。目標へは楽な道のりではない。仲間と一緒にチームをつくりあげて行きたい」と語りました。
 リオパラリンピックまで、3ヶ月半ほど。今後日本代表は、強化合宿を行った後、カナダでの国際大会やオーストラリア遠征などが予定されています。悲願のメダル獲得へ、チームの立て直しを図ります。