TOPICS

世界で戦うアスリートたちの情報を発信します!

~東京パラリンピックの現場から~ ボランティアのみなさんの力

有明体操競技場
建物の入口が分からず、うろうろしていました。いろいろ聞いてみましたがわからない。ユニフォームを着た男性が声をかけてくださいました。ありがたい。「わたし、ここの係じゃないからわからないんです。担当が細かくわかれているもんですから。あ、あの人に聞いたらわかります。いきましょう」さささっ。あっという間にわかる人のところに連れて行ってくださいました。

ボッチャ プレス席
会場内のプレスのスペース。席を探そうとするとすぐにボランティアの方が声をかけてくださいました。「こちらの会場は始めてですか?今からあちらの第4コートで試合があります」と指し示してくれます。さらに「いい席が空いています。ご案内しますか?はい。こちらですこちらです」。たったったー・・・!「ここ、すごくいい席です。よろしかったらどうぞ!」「ありがとうございます。ここにします」「わ~、よかった。いってらっしゃいませ!」跳ねるように私を案内してくださった方へ。本当にいい席でした。ありがとうございました。

ゴールボール メディアセンター入口にて
チェックインの係の方の横に手づくりのメダルが!「ボランティアのみんなで作ったんですよ。よかったら、かけて写真とりませんか?」メダルのほかに折り紙で作られた花束も。お言葉に甘えて撮っていただきました。センター内のヘルプデスクはきれいに飾られています。愛情たっぷりのメディアセンターでした。 

メインプレスセンター
閉会式の前日、各国語で「ARIGATO」と書かれたボードが出現。ボランティアの鈴木謙さんのアイディアです。「ここに通ってくださったプレスの皆さん同士に感謝の気持ちをお伝いできたら、と。もう一つは・・・。だんだんプレスの数が減ってくると、せっかく通っているボランティアのみんなの手が空いてきちゃって。もったいないでしょ。こんなのどう?って言ったら、みんなノリノリで作ってくれました」

ボランティアの方々の思いが伝わってきて、ギアが上がるのがわかります。ボランティアのみなさんの力は偉大です。大切なことを教えていただいた現場でした。


ボランティアのみなさんが作成したミサンガや折り鶴
20210905_001.jpg



ゴールボール メディアセンター入口
210905_002.jpg



各国語で「ARIGATO」と書かれたボード
210905_003.jpg