編集長コラム

障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ

第153回 体育館に愛を込めて ~長岡市立東中学校から吹く風のように~

20230703.jpg前回 (第152回「体育館より愛を込めて!」)、体育館は、様々な禁止事項を設けるよりも、利用する人に愛を込めて、接していけたら、という思いを書きました。

 コラム掲載後、反響があり、ご賛同のメッセージをいただきました。

 体育館の張り紙については、「こんなのもあるよ」という意見も。

●ゴミ、吸いがら等は各自持ち帰ること。
●トイレは清潔に利用すること。

 こうやって、わざわざ書かれると、げんなりするし、そんなことまで言わなきゃできない人がいるのかと思うとがっかりする、と。

●その他、トレーニングルーム内にある注意事項を守ってご利用ください。
●器具・備品の取り扱いには十分注意してください。
●ドアに手指を挟み込まないようご注意ください。また、ドアを勢いよく開閉しないでください。

 免責のためとはいえ、ここまで注意書きが必要かと思わされます。

 利用する人が、施設や道具を大事にし、他の利用者への思いやりを持ってすれば、こういった張り紙は不要。ただ現実はそううまくはいかないとうことも理解できますが......。


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伊藤 数子(いとう かずこ)

挑戦者たち編集長
/NPO法人STAND代表理事

新潟県生まれ。1991年に車いす陸上を観戦したことがきっかけとなり、障害者スポーツの振興に携わるようになる。未来に向けて次代の選手・ファンを拡げていくために、障害者スポーツのスポーツとしてのおもしろさを伝えるウェブサイト「挑戦者たち」、障害者スポーツ競技大会のインターネットライブ中継「モバチュウ」、障害者スポーツ体験会などの事業を企業・団体と協働で展開している。2012年ロンドンパラリンピックでは日本選手たちの挑戦を伝えるウェブサイト「The Road to London」を開幕1年前に開設した。著書に「ようこそ、障害者スポーツへ -パラリンピックを目指すアスリートたち-」(廣済堂出版)など。

ロンドン2012パラリンピック 日本選手たちの挑戦 「The Road to London」

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