応援メッセージ


私は「障害者を支える」のではなく、「支え合う」ことだと思っています。 そんな社会を実現するためには、私たち一人ひとりが身近な小さいことに気づき、行動することから始まるのだと思います。
例えば、私の趣味である自転車に関して。
日頃、なるべく折りたたみ自転車を利用したり、当たり前のことですが、どんなに目的地から遠くても駐輪所を利用するようにしています。
以前、知り合いの視覚障害者の方にとても困ることは何か?と聞いてみたところ、自動販売機の中身が変わることと路駐の自転車が困る、と言われました。
自動販売機も路上駐車の自転車も、予告なく中身や置き場所が変わります。自動販売機はともかく、路駐の自転車は健常者が障害者に迷惑をかけているわけです。
また、気づくだけではなく、工夫をすることも大事だと思っています。
私はスカッシュをオリンピック競技にしたいと、常々思い、働きかけています。その理由としては、力勝負ではなく、頭脳勝負だからです。女性が男性に勝てる時もあり、工夫次第で男女問わず楽しめる競技なのです。
工夫次第で取り組める競技といえば、パラリンピックもそうだと思います。
パワフルなだけではなく、スマートさを求められる競技は魅力的です。
ロンドンの大舞台での活躍、応援しています。
<勝間和代(かつま・かずよ)プロフィール>1968年、東京都出身。経済評論家、中央大学ビジネススクール客員教授。早稲田大学ファイナンスMBA、慶応大学商学部卒業。当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得、大学在学中から監査法人に勤務。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。現在、株式会社監査と分析取締役、内閣府男女共同参画会議議員、中央大学ビジネススクール客員教授として活躍中。著作多数、著作累計発行部数は400万部を超える。
勝間和代オフィシャルサイト http://www.katsumaweb.com/