応援メッセージ


2011年の本栖湖マラソンに出場した際、「北海道・宗谷岬から鹿児島・佐多岬までの3500kmを、36日間で走破する」という目標にチャレンジ中の、ハンドサイクリストの永野明さんと知り合ったことから、NPO法人STANDと直接のつながりを持つことができ、今このような応援メッセージを書かせていただいている。北海道から走ってきてるのだから、 スタート時点ですでにかなり疲れているはずにもかかわらず、永野さんはすいすいとレースを完走。僕は日ごろの練習不足も影響し、ずいぶん後から半死半生でのゴール。
実はこの本栖湖マラソン、自分のためだけでなく、誰かのために走るという日本初の「参加者全員がファンドレイザー」という大会だった。たとえば、永野さんは自分が走ることで、周りから寄付を集め、そのお金がSTANDを通じて、さらなる支援に活かされる。 走ることによって支援をする側に回っていた永野さんは、レース後ほとんど休みもとらず、「じゃ、鹿児島まで行ってきます!」と元気に出発していった。永野さんに元気をもらった僕にできることは、少しでもSTANDの活動や、パラリンピックを応援することだと思っている。
<佐藤大吾(さとう・だいご)プロフィール>1973年、大阪府出身。大阪大学在学中、企業へのインターンシップ導入支援事業で起業。1998年、議員事務所でのインターンシッププログラムを運営するNPO法人ドットジェイピーを設立。これまでに1万3000人の学生が参加、うち約40人が議員として活躍。2010年3月、英国発世界最大級の寄付仲介サイト「JustGiving」の日本版を立ち上げ、日本における寄付文化創造に取り組む。
JustGiving Japan (ジャスト・ギビング・ジャパン) http://justgiving.jp/