応援メッセージ


これまで多くの障がいを持つ親との対話を重ねてきた。それはそこに障がい者雇用のあるべき本質がかくれているからだ。
そして私は親しくなった親にこんなことを聞く、
”自分の子供が障がいを持ったと分かったときにどのように感じましたか?”
たいていの親は自分を責め、そしてそこに1回たりとも前向きな回答はなかった。
それはきっと自分の子供たちの未来を案じているからなんだろうと思う。
人の意識が変わり、そして社会が変われば、きっとこのようなマイナスの思いはなくなるはずだ。
私は障がいのあるメンバーを社会で輝ける存在になってほしい。そのためだったら敢えて黒子を買って出たい。
人が輝くこのパラリンピックのアスリート達のど真剣の努力は我々(親も含めて)の希望です!
<渡邉幸義(わたなべ・ゆきよし)プロフィール>
1963年、静岡県生まれ。アイエスエフネットグループ代表。武蔵工業大学機械工学科(現、東京都市大学)を卒業し、日本ディジタルイクイップメント(現、日本HP)入社。2000 年1月にITネットワークエンジニアの育成、グローバルITカンパニーである株式会社アイエスエフネットを創業し、代表取締役に就任。雇用の創造を会社の大義に掲げ、履歴書を見ずに意欲のある人間を採用することを実践している。社員数は創業12 年でグループ全体で2,000 名を超える。
著書:『雇用創造革命』(ダイヤモンド社)、『会社は家族、社長は親』(PHP研究所)、『社長のメモ』(かんき出版)。
株式会社アイエスエフネット http://www.isfnet.co.jp/