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バンクーバー金メダリストの新田佳浩選手がヤクルトの始球式に登板

新田選手始球式の様子6/22、東京ヤクルトと日立システムによるイベント「日立システムデー」が神宮球場で開催され、日立システムスキー部に所属しバンクーバーで2つの金メダルに輝いた新田佳浩選手が東京ヤクルト対巨人の始球式に登板した。金メダル獲得時に着用していたユニフォーム姿でマウンドにあがった新田選手は内角高めに外れてしまったボールに首を傾げながらも、観客に笑顔を見せながらマウンドを後にした。

始球式後に取材に応じた新田選手は、これまでもパラリンピック選手との協働イベントを実施してきたヤクルトの館山投手の尽力に感謝の言葉を述べ、「障害の有無に関わらず相手を思いやる気持ちを教えてくれるスポーツの魅力をたくさんの人に知ってほしい」と語った。

本イベントでは障害者クロスカントリースキーに関する展示や体験コーナーが球場入り口に設置されており、バンクーバーでノルディックスキー代表チームを率いた荒井秀樹監督や、クロスカントリーで銀メダルを獲得した太田渉子選手らが、展示に訪れた人への解説や、バイアスロン競技に使用する練習用レーザー銃などの体験を子供たちに案内する姿も見られた。

《日立システムスキー部》
http://www.skiblog.jp/

=掲載メディア=
山陽新聞