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パラリンピックメダリストの大日方邦子選手がナショナルチーム引退へ

9月2日に都内会場でパラリンピックアルペンスキーメダリストの大日方邦子選手が記者会見を行い、日本障害者スキー連盟アルペンスキーナショナルチームからの引退を表明。今後は日本パラリンピック委員会(JPC)運営委員、日本パラリンピアンズ協会(PAJ)副会長、また講演活動などを通じて、障害者スポーツを含むスポーツ振興に努めると同時に、国内大会に出場を続けながら次代の女子選手育成に取り組んでいくと述べた。
その後、所属の株式会社電通パブリックリレーションズからは大日方選手を主軸とした『スポーツビジネス、ソーシャルビジネス(SSB)』構想についての説明も行われた。

写真:ナショナルチームからの引退と今後の抱負を述べる大日方邦子選手。松井貞彦監督(左)と電通パブリックリレーションズ菊池常務が同席

会場にはバンクーバーパラリンピックアルペンスキー日本代表監督の松井貞彦氏も出席し、「若手ユースに大日方選手のメッセージを届けていきたい」と述べ、大日方選手にエールをおくった。

今後の抱負として大日方選手は「スポーツを通じて日本を元気に明るくしたい。次代の選手育成では、まず何よりもスキーは楽しい!っていう自分の体験を伝えていきたい」と述べた。

大日方選手は、高校2年生のときにスキーを始め、1994年の冬季パラリンピック・リレハンメル大会に初出場。5大会で金メダル2個を含む計10個のメダルを獲得している。

▼《パラリンピックアスリート大日方邦子Web Site オビナタ日記》