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パラリンピック選手のトークショー開催『感じるパラリンピック写真展』

見て、触れて、聴いてパラリンピックを知るチャンス!-9月12日(日)に新宿駅西口広場において『感じるパラリンピック写真展』(主催:特定非営利活動法人 国際スポーツ東京委員会)が開催され、パラリンピックメダリストによるトークショーや競技用車椅子・義足体験のイベントが行われた。

トークショーは競技種目ごとに3回、計5名のパラリンピックメダリストが登場して実施。
挑戦者たち編集長の伊藤数子(NPO法人STAND副代表理事)が各回のコーディネーターをつとめ、選手から障害者スポーツの魅力などを伺った。

写真:パラリンピック選手トークショー『感じるパラリンピック写真展』にて

第1回は日立システムスキー部のバンクーバーメダリスト・新田佳浩選手と太田渉子選手が出演し、ノルディックースキーとの出合いやバンクーバーでのエピソードを語った。また、理想の国際スポーツ都市とは、の質問に「施設などのハード面より、現地の方のおもてなし、思いやりの心などソフト面の充実が大切」「様々な国籍を受け入れてくれることが重要」とバンクーバーでの経験を踏まえ、意見を述べた。会場に集まった多くの参加者は熱心に話に耳を傾け、トークショー終了後は記念撮影やメダルに触れながら、両選手との交流をはかった。

続く第2回はアルペンスキー・バンクーバー銅メダルの大日方邦子選手(電通パブリックリレーションズ)とアイススレッジホッケー・同銀メダルの上原大祐選手(グラクソ・スミスクライン)が出演。第3回は走り幅跳び・北京パラリンピック日本代表の佐藤真海選手(サントリー)と義肢装具士の臼井二美男氏、そして佐藤選手が参加する切断者スポーツクラブ「ヘルスエンジェルス」陸上チーム総勢10名のメンバーも会場に駆けつけ、義足でのランニング、ホッピングなどを披露し、来場者の注目を集めた。


写真:佐藤選手、臼井氏とヘルスエンジェルスのメンバーたち

写真家・越智貴雄氏の作品を集めた本写真展はこれから、東京都庁第一本庁舎45階南展望室〔9月14日(火)~20日(月)〕、六本木・東京ミッドタウン内フジフイルムスクエア〔11月5日(金)~11月18日(木)〕にて開催される。詳しくは国際スポーツ東京委員会 TEL.03-5320-2016まで。