編集長コラム

障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ

第40回 "さらし者"という言葉から見える社会

写真:約10年前、電動車椅子サッカーの全国大会をインターネット中継したことから始まった「モバチュウ」 2014年がスタートしました。今年は2月にはソチオリンピック、3月にはソチパラリンピック、そして6、7月にはサッカーW杯と、世界を代表するスポーツの祭典が続くこともあって、例年以上にスポーツで盛り上がる1年となりそうですね。私が障害者スポーツに深くかかわるようになって約10年。私にとっても、節目の年となりそうです。そこで、今回は改めてこの10年を振り返ってみます。
(写真:約10年前、電動車椅子サッカーの全国大会をインターネット中継したことから始まった「モバチュウ」)

 現在、私はNPO法人STANDでユニバーサルな社会を目指した事業を行なっています。そのひとつが、障害者スポーツです。03年からスタートしたインターネットライブ中継「モバチュウ」や、10年に開設した障害者スポーツサイト「挑戦者たち」を運営するとともに、12年からはスポーツと文化のコラボレーションイベント「スポーツオブハート」の開催も行なっています。

 このように、現在は障害者スポーツに携わっている私ですが、10年前までは今の自分を想像すらしていませんでした。当時から知人の中には、障害がありながらも、スポーツを楽しんでいる人たちがいました。しかし、その時は障害者スポーツにかかわっているという認識はひとつもありませんでした。ただ、知人の中に障害がある人もいて、スポーツをしている。単に私はそれを応援しているだけのことだったのです。


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伊藤 数子(いとう かずこ)

挑戦者たち編集長
/NPO法人STAND代表理事

新潟県生まれ。1991年に車いす陸上を観戦したことがきっかけとなり、障害者スポーツの振興に携わるようになる。未来に向けて次代の選手・ファンを拡げていくために、障害者スポーツのスポーツとしてのおもしろさを伝えるウェブサイト「挑戦者たち」、障害者スポーツ競技大会のインターネットライブ中継「モバチュウ」、障害者スポーツ体験会などの事業を企業・団体と協働で展開している。2012年ロンドンパラリンピックでは日本選手たちの挑戦を伝えるウェブサイト「The Road to London」を開幕1年前に開設した。著書に「ようこそ、障害者スポーツへ -パラリンピックを目指すアスリートたち-」(廣済堂出版)など。

ロンドン2012パラリンピック 日本選手たちの挑戦 「The Road to London」

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