編集長コラム

障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ

第41回 なぜ、障害者スポーツを事業化するのか

 熱戦が繰り広げられたソチオリンピックが幕を閉じました。日本は国外開催としては最多となる8個のメダルを獲得し、大いに盛り上がりました。メダリスト以外でも、見ている者を十二分に魅了してくれた選手や競技があり、改めてスポーツの力を感じることができた17日間でした。3月7日からはいよいよパラリンピックが幕を開けます。そこで今回は、障害者スポーツとビジネスについて一考いたします。

「おまえら障害者をネタに商売する気か!?」
 これまでこのようなことを何度言われたことでしょうか。障害者スポーツのイベントや体験会など、これまでにはなかった新しい事業を行うと、必ずと言っていいほど言われてきました。

 まだ障害者スポーツについて右も左もわからなかった当初の私は「はい、そうです」とも「いえ、違います」とも言い切れませんでした。しかし、今ならはっきり言えます。「はい、私は障害者スポーツを商売として成り立たせようとしています」と。

「商売」と言うと、なんだかお金の亡者のようなイメージがあって、悪い人みたいに聞こえてしまいます。では「ビジネス」という言葉はどうでしょう。これも少しきつい感じがします。では、「事業」はどうでしょうか。
「私は障害者スポーツをしっかりとした事業にしていきます」
 これなら違和感なく聞こえる人もいるのではないでしょうか。


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伊藤 数子(いとう かずこ)

挑戦者たち編集長
/NPO法人STAND代表理事

新潟県生まれ。1991年に車いす陸上を観戦したことがきっかけとなり、障害者スポーツの振興に携わるようになる。未来に向けて次代の選手・ファンを拡げていくために、障害者スポーツのスポーツとしてのおもしろさを伝えるウェブサイト「挑戦者たち」、障害者スポーツ競技大会のインターネットライブ中継「モバチュウ」、障害者スポーツ体験会などの事業を企業・団体と協働で展開している。2012年ロンドンパラリンピックでは日本選手たちの挑戦を伝えるウェブサイト「The Road to London」を開幕1年前に開設した。著書に「ようこそ、障害者スポーツへ -パラリンピックを目指すアスリートたち-」(廣済堂出版)など。

ロンドン2012パラリンピック 日本選手たちの挑戦 「The Road to London」

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