編集長コラム

障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ

第53回 2020年東京で踏み出す「オリパラへの新たな一歩」

写真:リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの公式サイト 2013年に2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定したことを契機に、パラリンピックを取り上げるメディアも増え、パラリンピックに触れる機会が増えてきました。そのことによって、これまで低かったパラリンピックへの関心度も徐々に高まってきているように感じられます。そんな中、「オリンピックとパラリンピックをひとつにして開催しよう」という意見をよく耳にするようになりました。皆さんはどう思いますか。
(写真:リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの公式サイト)

 議論の根底にあるものとは

 オリンピックとパラリンピックをひとつにすべきかどうか、可能かどうかという問題はさておき、私はこうした議論が交わされている、そのこと自体が何より重要ではないかと考えています。なぜなら、こうした議論がなぜ交わされるようになったのか、その理由をひも解いてみると、これまで国内ではスポーツとして扱われてこなかった障がい者スポーツをスポーツとして認識するようになり、その競技者をアスリートとして見るようになったからにほかなりません。

 そもそもパラリンピックがスポーツの大会として認識されなければ、「オリンピックとパラリンピックをひとつにしよう」という考えは湧きあがってはこないでしょう。つまり、こうした議論はパラリンピックのスポーツとしての認知度の高まりを示しているのです。


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伊藤 数子(いとう かずこ)

挑戦者たち編集長
/NPO法人STAND代表理事

新潟県生まれ。1991年に車いす陸上を観戦したことがきっかけとなり、障害者スポーツの振興に携わるようになる。未来に向けて次代の選手・ファンを拡げていくために、障害者スポーツのスポーツとしてのおもしろさを伝えるウェブサイト「挑戦者たち」、障害者スポーツ競技大会のインターネットライブ中継「モバチュウ」、障害者スポーツ体験会などの事業を企業・団体と協働で展開している。2012年ロンドンパラリンピックでは日本選手たちの挑戦を伝えるウェブサイト「The Road to London」を開幕1年前に開設した。著書に「ようこそ、障害者スポーツへ -パラリンピックを目指すアスリートたち-」(廣済堂出版)など。

ロンドン2012パラリンピック 日本選手たちの挑戦 「The Road to London」

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