編集長コラム

障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ

第117回 自粛中に思ったこと。「だから、元には戻りません!」

写真:イメージ 緊急事態宣言が解除になり、世の中は「ウィズコロナ」に向け動き始めています。そんな中、テレビで「元に戻る日を楽しみにしています」「そろそろ元に戻りそうですね」という言葉をよく耳にしますが、これに違和感を覚えています。「元に戻る」という言葉を聞いたり、SNSで「元通りに早くならないかなー」なんて書き込みを見るたびに、心の中で「だから戻りませんよ!」といちいちツッコミを入れています。

 私は「元に戻る」ことから一旦離れた方が良いと考えています。コロナ前は果たしてベストだったのか? 戻ることが最善なのか。「戻るのではなく違うところに行くのだ」と考えた方が、「この方がいいんじゃないか」「これもいいんじゃないか」と新しい道が拓けるのではないのか。戻るのではなく、向きを変えて次に進む気持ちを持ちたい。そう考えています。

 プロスポーツの世界では、6月19日に約3カ月遅れでプロ野球が開幕しました。無観客試合をテレビで観戦すると、客席に原寸大の人型パネルが座り、ファンの顔写真や応援動画がビジョンに流れていました。得点が入りそうなチャンスの場面では、昨年の録音というスタジアムの応援音声が流れました...。


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伊藤 数子(いとう かずこ)

挑戦者たち編集長
/NPO法人STAND代表理事

新潟県生まれ。1991年に車いす陸上を観戦したことがきっかけとなり、障害者スポーツの振興に携わるようになる。未来に向けて次代の選手・ファンを拡げていくために、障害者スポーツのスポーツとしてのおもしろさを伝えるウェブサイト「挑戦者たち」、障害者スポーツ競技大会のインターネットライブ中継「モバチュウ」、障害者スポーツ体験会などの事業を企業・団体と協働で展開している。2012年ロンドンパラリンピックでは日本選手たちの挑戦を伝えるウェブサイト「The Road to London」を開幕1年前に開設した。著書に「ようこそ、障害者スポーツへ -パラリンピックを目指すアスリートたち-」(廣済堂出版)など。

ロンドン2012パラリンピック 日本選手たちの挑戦 「The Road to London」

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