編集長コラム

障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ

第140回 虹はつかめない。でも下を向いたら見失う。

写真:イメージ 5月、2つの自治体におじゃましました。いずれも「パラスポーツをなんとかしたい」というご相談。それぞれの理念の下、パラスポーツの分野にも注力したいとのことでした。東京パラリンピックが終わり、すっかりパラスポーツから遠のいた自治体も多い中、とても嬉しく思います。

 現場に行きました。少子化、過疎化により廃校となった校舎。老朽化し、改装も含めて活用法を模索している体育館があります。いわゆる公民館の役割を終えてしまった施設なども。どれも見学するとわくわくしてきます。担当者の方もきらきらした目で、「活用したいんです!」と力が入っている。その言葉を聞いて、私も力が入ります。

「遊休施設を有効活用したパラスポーツの普及活動」
「パラアスリートの強化拠点」
「障がいのある人のスポーツ推進」
「パラスポーツを活用して共生社会実現」

 それぞれの地域の理念のもと、様々な視点でお取組みを検討しています。

 例えば...。


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伊藤 数子(いとう かずこ)

挑戦者たち編集長
/NPO法人STAND代表理事

新潟県生まれ。1991年に車いす陸上を観戦したことがきっかけとなり、障害者スポーツの振興に携わるようになる。未来に向けて次代の選手・ファンを拡げていくために、障害者スポーツのスポーツとしてのおもしろさを伝えるウェブサイト「挑戦者たち」、障害者スポーツ競技大会のインターネットライブ中継「モバチュウ」、障害者スポーツ体験会などの事業を企業・団体と協働で展開している。2012年ロンドンパラリンピックでは日本選手たちの挑戦を伝えるウェブサイト「The Road to London」を開幕1年前に開設した。著書に「ようこそ、障害者スポーツへ -パラリンピックを目指すアスリートたち-」(廣済堂出版)など。

ロンドン2012パラリンピック 日本選手たちの挑戦 「The Road to London」

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