編集長コラム

障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ

第155回 カープが大好き! カープファンも大好きなんじゃ!

写真:イメージ カープ女子の私は、カープファンのみなさまとの会合は楽しみでなりません。カープを肴にした「ただの飲み会」でもあります。その会にはカープ以外のチームのファンもいますから。

 先日も大いに盛り上がっていたところ、ある方がこうおっしゃいます。

「私は●●●(カープ以外のプロ野球チーム名)がきらいなんじゃないんや。●●●のファンがだいっきらいなんじゃ~!」
 お聞きしてみると、あるゲームでのこと。●●●の相手チームのピッチャーが打ち込まれ、交代となりました。すると、マウンドを降りるピッチャーに対し、「さよなら、さよなら●●(相手の投手)」のコールを続け、その後、『蛍の光』を歌い出したと。
 それを聞いて、胸が痛くなりました。

 またこんなお話も。
「リードしたまま最終回2アウトになると『あと一人、あと一人』とコールするんじゃ。わしゃ試しにカープが同じ立場だったとき『あと一人、あと一人』と声を出してみた。でも、カープファンは誰一人続いて来んかった。これぞカープファンの矜持や。そういうところ、大好きなんじゃ」

 ここまで聞いて、胸が熱くなりました......。


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伊藤 数子(いとう かずこ)

挑戦者たち編集長
/NPO法人STAND代表理事

新潟県生まれ。1991年に車いす陸上を観戦したことがきっかけとなり、障害者スポーツの振興に携わるようになる。未来に向けて次代の選手・ファンを拡げていくために、障害者スポーツのスポーツとしてのおもしろさを伝えるウェブサイト「挑戦者たち」、障害者スポーツ競技大会のインターネットライブ中継「モバチュウ」、障害者スポーツ体験会などの事業を企業・団体と協働で展開している。2012年ロンドンパラリンピックでは日本選手たちの挑戦を伝えるウェブサイト「The Road to London」を開幕1年前に開設した。著書に「ようこそ、障害者スポーツへ -パラリンピックを目指すアスリートたち-」(廣済堂出版)など。

ロンドン2012パラリンピック 日本選手たちの挑戦 「The Road to London」

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