編集長コラム

障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ

第125回 コロナは世の中の不便なことが一つ増えただけ~あるパラアスリートの言葉~

写真:イメージ ある日のことです。テレビを見ていたらあるパラアスリートが出演していました。

 「コロナで大変じゃないですか」という質問に、「日ごろから制約や制限になれています。何々ができなくなって大変、というのを聞きますけれど、私はそれほど慌てていないし、特別感はありません」と答えていました。

 また別のパラアスリートは「何十年ずっと不便だったから、なんとかしてできないかといつも工夫してきました。コロナにまつわるあれこれは、これらにひとつ増えただけのことです」と言っていました。

 なんという、圧倒的な柔軟性でしょうか。東京都などに2度目の緊急事態宣言も発出され、世界がすっかり変わってしまったと感じている私にとって、彼らの言葉はとても刺激的でした私の実家のある新潟県魚沼市(旧・北魚沼郡小出町)は、当時人口1万人ちょっと(小出町)の小さな町でした。積雪量が3メートルを超える豪雪地帯です。除雪作業は家族総出の日課であり、学校から帰ると毎日、もちろん土日も、雪と格闘しました。屋根から降ろした雪はどんどんと溜まって、家の高さを超えてしまいます。雪を降ろさなければ家が倒壊するし、家の周りにたまった雪を排雪しなければ、横から家が押しつぶされます...。


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伊藤 数子(いとう かずこ)

挑戦者たち編集長
/NPO法人STAND代表理事

新潟県生まれ。1991年に車いす陸上を観戦したことがきっかけとなり、障害者スポーツの振興に携わるようになる。未来に向けて次代の選手・ファンを拡げていくために、障害者スポーツのスポーツとしてのおもしろさを伝えるウェブサイト「挑戦者たち」、障害者スポーツ競技大会のインターネットライブ中継「モバチュウ」、障害者スポーツ体験会などの事業を企業・団体と協働で展開している。2012年ロンドンパラリンピックでは日本選手たちの挑戦を伝えるウェブサイト「The Road to London」を開幕1年前に開設した。著書に「ようこそ、障害者スポーツへ -パラリンピックを目指すアスリートたち-」(廣済堂出版)など。

ロンドン2012パラリンピック 日本選手たちの挑戦 「The Road to London」

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