編集長コラム
障害者スポーツのおもしろさを求め、現場へ
2025.12.01 [伊藤数子「パラスポーツの現場から」]
第182回 開会式で予感したデフリンピックの熱
今月、第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025が開催されました。
デフリンピックは「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」で、79の国や地域から3081人の選手が参加、日本からは約270人出場しました。
デフリンピックは1924年、フランスで始まり、今大会は100周年の記念すべき大会で、また日本では初めての開催です。
試合の観客数は想定を超え、バレーボールの試合では会場が満席となり、一時は入場規制が行われるほどでした。
主催者のウェブサイトには「混雑状況」のページが設けられており、日ごと、競技会場ごとに、「スムーズに入場できます」「混雑しております」「空席残りわずかです」と案内されていました。
会期中の観客数は約28万人(速報値)。当初、大会主催者が目標に設定していた10万人の3倍近い数字を記録しました。
実は私は正直、これほどの観客が集まるとは思っていませんでした。そう、開会式を観るまでは.....。
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