二宮清純の視点

二宮清純が探る新たなるスポーツの地平線

2018新春スペシャル対談 

~"柔の心"で繋がる社会~

写真:棟田康幸(左)・初瀬勇輔(右)
 視覚障害者柔道男子90キロ級の初瀬勇輔選手(写真:右)は2020年東京パラリンピック出場を目指している。世界王者に2度輝くなど重量級でトップを走っていた棟田康幸氏(写真:左)とは同学年(1980年4月から1981年3月生まれ)。高校時代から全国区で、世界と戦ってきた棟田氏は初瀬選手にとって憧れの存在だ。今回の「二宮清純の視点」は同学年2人によるスペシャル対談を実施。2人の柔道家がオリンピック・パラリンピックの垣根を越えて話し合った。

伊藤数子(「挑戦者たち」編集長): 今回は新春スペシャル対談と題しまして、視覚障害者柔道北京パラリンピック日本代表の初瀬勇輔選手と、柔道重量級元世界王者の棟田康幸さんをお招きしました。

初瀬勇輔&棟田康幸: どうぞよろしくお願いいたします。

二宮清純: 以前、インタビューでもお話させていただきましたが、2人はとても似ていらっしゃる。アテネ五輪100キロ超級金メダリストの鈴木桂治さんとも同学年。野球で言えば松坂世代に当たるそうですね。

初瀬: そうなんです。他にも北京五輪男子81キロ級代表の小野卓志さんをはじめ柔道界も強い選手が揃っていました。特に棟田さんは高校生の時から化け物みたいに強かった(笑)。それこそ漫画で棟田さんをモデルにしたキャラクターが描かれていたほどです。身長は高くはないのですが、重量級で戦っていました。それがまた僕にはカッコ良かったんです。

二宮: 初瀬さんは身長160センチです。重量級としては小柄な部類に入ります。身長170センチながら重量級で世界一を争っていた棟田さんの柔道は参考にしましたか?

初瀬: 外国人選手とは身長で劣ることがほとんどで、その中でどう戦うか。棟田さんは大きい相手に対し組んでも負けないのでものすごく刺激になりました。ただ棟田さんは運動神経がめちゃくちゃ良かった。引き込み返し(※)という技を、側転でかわしていましたから。

(※)相手を引き込んで後方に投げる技

二宮: 確かに棟田さんは動きがものすごく速かった。あれは持って生まれたものですか?

棟田: 小さい頃から走ることは苦手ではありませんでした。あとは両親からもらったやわらかい体のおかげですね。柔軟だからケガも少なかった。

伊藤: 棟田さんと言えば、「世界一美しい礼をする」と言われました。映像で拝見いたしましたが、本当に美しい。

初瀬: それも柔道のいいところですよね。これから戦う相手に対して礼をする。そして試合に勝っても、負けても礼をする。正直、礼をしたくない時が全くないとは言えません。でも棟田さんは常に美しい礼法を実践されていたので、柔道家としてすごく尊敬していました。

写真:初瀬勇輔

伊藤: 「柔道は相手がいるからこそできるんだ」とおっしゃっていましたね。

棟田: そうですね。1人では強くなれないのが柔道です。

初瀬: 僕は大学在学中に目が悪くなって、"どうしていいかわからない"と悩んでいた時に救ってくれたのが柔道でした。高校卒業後はやめていたのですが、大学を卒業するぐらいのタイミングで再び始めました。ブランクはあったものの、中学・高校の部活動で経験していたので体で覚えていたことも大きかったと思います。そして何より視力に関係なく組めばできるということがすごく衝撃的でした。畳の上では平等。誰とでも戦える。それがすごく楽しかったんですよね。

二宮: まさに生き甲斐が見つかったと。

初瀬: はい。柔道をもう一度はじめて、視覚障害者柔道の大会に出たことがきっかけで、"社会に出てみよう"と。それが今、自分の会社を経営することも含めていろいろやらせてもらっていることに繋がっています。柔道さまさまですね。本当にやっていて良かった。こうやって憧れの棟田さんにも会えたわけですから。

【柔道の精神が導いた世界】

伊藤: 柔道が導いてくれたような感覚があるのでしょうか。

初瀬: ええ。柔道の奥深さや懐の深さが、今の僕を導いてくれているんだと思います。柔道の創始者・嘉納治五郎さんは"自他共栄"という言葉を遺されている。これはまさに僕の"多様性のある社会をつくりたい"との考えにも繋がっています。だから柔道をやるべくしてやって、目も悪くなるべくして悪くなったという気もします。

二宮: "精力善用"の精神で、社会でも頑張っているわけですね。

伊藤: 柔道の総本山である講道館には、嘉納治五郎さんの遺訓が掲示されていますよね。常に"精力善用"との思いを胸に練習をしているのでしょうか?

棟田: 正直、トップ選手として世界を戦っている時にはそこまで意識していたわけではありません。2003年に世界選手権で優勝してからですね。それまでは自分が強くなることをまず優先していました。実際に世界チャンピオンになってみて、周りを見てみたら自分が世界一になるためにどれだけの人が協力してくれているかに気が付いたんです。その言葉の重みがズシンときましたね。自分の態度次第で柔道界はいかようにも見られてしまう。そう考えるようになりました。

写真:棟田康幸

二宮: 初瀬さんはどうでしょう?

初瀬: 僕の場合はパラリンピックに出てからかもしれないですね。"今の僕に何ができるか""社会のために何ができるか"と思うようになりましたね。

二宮: それがまさしく"精力善用"なんでしょうね。"自他共栄"は共生社会と通じるものがあります。

初瀬: 僕の会社はユニバーサルスタイルという社名で、共生社会をつくることを目標にしています。それは柔道の精神からもらったものとも言えるかもしれません。

二宮: 初瀬さんは柔道に救われただけではなく、そこから先の人生が輝いているように見えます。

初瀬: 柔道のおかげで、本当にいろいろなことを経験させてもらえました。そして、まさか今度は東京にオリンピック・パラリンピックがくるとは......。出場できるかできないかは別として、今できる最大限の努力はしていきたいですね。タイミングがうまく合わなければ、自国開催のパラリンピックなんて生きているうちに経験できることではありません。だから、そこを目指せているだけでも幸せ者だと思います。

【柔道着の"余白"を使え】

二宮: 東京パラリンピック出場を目指す上で、憧れの棟田さんにお聞きしたいことはありますか?

初瀬: 先ほどお話にあったように自分より大きい相手と対峙することが多かったと思います。奥襟を叩かれた時はどう対処していましたか?

棟田: 私の場合は自分の柔道をやるために、まず絶対軸を曲げない。それが根本にありました。人の体はまっすぐな状態が一番強い。奥襟を持たれると頭を下げられる。そうなると軸が曲がってしまう。だから奥襟を叩かれようが、胸を張ってしっかり組む。それを私は徹底していましたね。

二宮: 外国人選手の方が背も高いし腕力もありますから、相手は力任せの作戦でくる。そうなったとしても姿勢を高いまま保つ必要があると?

棟田: はい。力だけで対抗するのではなく柔道着もうまく利用していました。奥襟を掴まれたままだと相手が仕掛けてくる技を切りづらい。だから肩甲骨や背中を使って、持っている位置をずらす。微妙なテクニックですが、相手に技をかける体勢に入りにくくするんです。

初瀬: なるほど。

二宮: それは相当経験を積まないとできないでしょう。

棟田: 感覚なので、私も説明できるようになるには時間がかかりましたね。

【すべては柔道のおかげ】

二宮: パラリンピック、パラスポーツに対する印象は?

棟田: 私の所属する警視庁にも視覚障害柔道の監督がいます。その方によれば、選手はすごく技術があると聞きます。10数年前のことですが、私が初めて世界チャンピオンになった後に、パラリンピックの選手と一度組んだことがあるんです。その選手は技に入るタイミングがばっちりだった。私が目を閉じて「同じかたちで入れ」と言われたら、当時はできなかった。鍛錬して常に同じかたちで技を打ち込めるようになればできると思うのですが、彼の技術とタイミングは素晴らしいなと思いました。

初瀬: 組んだ相手は僕じゃないですけど、その話はとてもうれしいですね。

棟田: 率直にすごいなと思いました。練習方法は何か特別なことをするんですか?

初瀬: 基本的にはなくて、普段は大学の柔道部に交じって練習をしています。強化合宿では組んだ状態からどうするかということを研究し、対策を練るんです。視覚障害柔道は組んだ状態から始まるので、距離を取って牽制し合うことや組み手争いもないので常に技を掛け合うので非常に疲れます。

棟田: 牽制し合うのは心理的な疲れがありますが、ずっと組み合っていると体はきついでしょうね。

初瀬: はい。最後の最後で思い切った捨て身技で逆転することもあり、残り数秒あればチャンスがある。だからリードしていても怖いし、負けている方も最後まで攻め続ければ何かが起こる可能性があります。逃げることが絶対に許されないのが視覚障害者柔道。最後まで一本を目指す仕組みになっている。そこが面白さですね。

写真:伊藤数子(左)・二宮清純(右)

二宮: 先ほど初瀬さんがおっしゃっていた"誰とでも戦える"というのも魅力ですね。

初瀬: ちょっとした工夫で一緒にできる。ここに共生社会のヒントがつまっています。少し工夫すれば、みんなが一緒にできることがある。

二宮: 柔道は身ひとつあればできますから、みんなができるスポーツとも言えますね。

初瀬: ええ。僕も死ぬまで柔道に関わっていくと思います。柔道は生涯スポーツでもありますから。"精力善用""自他共栄"という言葉が身に染みてわかってきたからこそ、それを伝えたいという思いもあります。

棟田: 私は昨年、柔道を始めて30年という節目に現役を引退しました。今でも子どもたちと柔道をしたり、指導にも携わっているので、いつまで経っても柔道は切り離せない存在です。私にとっても生涯スポーツで、柔道と一緒に生きていくつもりです。これからパラリンピックの方も広がっていくでしょうし、そのお手伝いも何かできたらなと思います。そしてもっと柔道全体の人口を増やせれば、初瀬さんのように柔道に再び導かれる方も出てきやすくなりますからね。そんな柔道界を作っていければ、もっと世界も広がっていくんじゃないかなと思いますね。

二宮: では次回は道場で、第2弾をやりましょう。

棟田: 私も時間が許す限り、手伝えることがあれば協力します。一度組んでみて、柔道着を握ればわかってくることもあるでしょう。私自身、視覚障害者柔道の選手とは一度しか組み合ったことがないものですから。その感覚がもっとわかれば初瀬さんにアドバイスできることもあるかと思います。

初瀬: 光栄です。僕は視覚障害者柔道を始めて、生きる場所があるかもしれないと就職活動して社会に出られた。そしてパラリンピックに出て、自分の会社をつくった。今、生き甲斐を感じているのはまさに柔道のおかげです。本当に感謝しています!

写真:左から二宮清純・棟田康幸・初瀬勇輔・伊藤数子

(おわり)


<棟田康幸(むねた・やすゆき>
1981年2月10日、愛媛県生まれ。小学校卒業後、柔道の名門「講道学舎」へ入門した。世田谷学園高3年時の1998年には、金鷲旗全国高等学校柔道大会決勝で4人抜きの大活躍。同校を優勝に導いた。明治大学を経て、2003年に警視庁に入庁。同年の世界選手権100キロ超級で金メダルを獲得、22歳で世界の頂点に立った。2004年アテネ五輪代表は逃すが、翌年世界選手権同級で銀メダルを手にした。2007年世界選手権では無差別級を制覇。身長170センチと小柄ながら、重量級の第一線に立ち続けた。また「世界一」と評されるなど、礼の美しい柔道家としても知られる。2017年に現役引退を発表。現在は後進の指導に携わっている。警視庁所属。

<初瀬勇輔(はつせ・ゆうすけ)>
1980年11月28日、長崎県生まれ。法律家を目指していたが、中央大学在学中に緑内障により視覚障害になる。2005年、中学・高校で柔道に打ち込んでいたこともあり、視覚障害者柔道を始める。その年の全日本視覚障害者柔道大会男子90キロ級で優勝。同級で2008年北京パラリンピック出場を果たす。2010年には広州アジアパラ競技大会で金メダルを獲得した。2011年に独立、株式会社ユニバーサルスタイルを設立した。現役を続けながら、日本パラリンピアンズ協会、日本視覚障害者柔道連盟、全日本パラテコンドー協会の理事も務める。株式会社ユニバーサルスタイル代表取締役。

(構成・杉浦泰介)





二宮 清純(にのみや せいじゅん)

スポーツジャーナリスト。
1960年、愛媛県生まれ。オリンピック、サッカーW杯、メジャーリーグ、ボクシング世界戦など国内外で幅広い取材活動を展開。テレビのスポーツニュースや報道番組のコメンテーターとしても活動中。主な著書に「スポーツ名勝負物語」(講談社現代新書)、「プロ野球の一流たち」(講談社現代新書)など。障害者スポーツでは矢野繁樹、成田真由美、国枝慎吾などのノンフィクションを執筆している。

[HP] SPORTS COMMUNICATIONS ~二宮清純責任編集~


"挑戦者たち"への取材にあたって

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写真:須藤シンジ

第115回 吉田紗栄子氏(一般社団法人64語学奉仕団のレガシーを伝える会代表理事)
 ~1964年から2020年以降も繋げるレガシー~

写真:吉田紗栄子

第114回 齊藤義照氏(多摩市くらしと文化部オリンピック・パラリンピック推進室長)
 ~多摩市が目指す"健幸"都市~

写真:齊藤義照

第113回 三浦孝仁氏(環太平洋大学体育学部学部長/スポーツ科学センター センター長)
 ~社会に貢献する"体育人"育成~

写真:三浦孝仁

第112回 小林達哉氏(調布市生活文化スポーツ部オリンピック・パラリンピック担当部長)
 ~調布から起こす未来へのアクション~

写真:小林達哉

第111回 平野一美氏(一般社団法人日本障がい者バドミントン連盟理事長)
 ~自ら打ち出す共生社会への道~

写真:平野一美

第110回 辻亜紀氏(品川区文化スポーツ振興部オリンピック・パラリンピック準備課長)
 ~品川から"支え愛"を広げる~

写真:辻亜紀氏

第109回 古野徳之氏(株式会社NTTドコモ 理事 東京2020推進室長)
 ~通信が生みだす新たなスタイル~

写真:古野徳之氏

第108回 鳥谷部森夫氏(江東区オリンピック・パラリンピック推進室オリンピック・パラリンピック推進課長)
 ~"スポーツと人情が熱いまち"を発信~

写真:鳥谷部森夫氏

第107回 斎藤紘一氏(NPO法人日本知的障がい者サッカー連盟 理事)
 ~サッカーを通じた社会の架け橋に~

写真:斎藤紘一氏

第106回 松下昇平氏(GMOクラウド株式会社取締役グループコーポレート部門担当兼社長室長)
 ~"ワクワク"に繋げる仕事のカタチ~

写真:松下昇平氏

第105回 神一世子氏(一般社団法人パラSCエスペランサ代表理事)
 ~すべての人が対等に交われる社会を~

写真:神一世子氏

第104回 渡邉一利氏(一般財団法人日本財団ボランティアサポートセンター理事長)
 ~未来へ繋ぐボランティア文化の醸成~

写真:渡邉一利氏

第102回 塩嶋史郎氏(特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会理事長)
 ~パラスポーツの価値示す先駆者~

写真:塩嶋史郎氏

第101回 原隆氏(川崎市役所市民文化局担当理事・オリンピック・パラリンピック推進室室長)
 ~川崎から巻き起こすパラムーブメント~

写真:原隆氏

第100回 武田信平氏(日本アンプティサッカー協会 理事長)
 ~共生社会実現の足がかりへ~

写真:武田信平氏

第99回 延與桂氏(東京都オリンピック・パラリンピック準備局 次長)
 ~東京から広げる共生社会の輪~

写真:延與桂氏

第98回 中竹竜二氏(一般社団法人日本ウィルチェアラグビー連盟 副理事長)
 ~チーム一丸で新たな組織づくりへ~

写真:中竹竜二氏

第97回 那須原和良氏(清水建設株式会社 常務執行役員)
 ~あらゆる人の移動をシームレスに繋ぐ社会へ~

写真:那須原和良氏

第96回 田中豊氏(渋谷区オリンピック・パラリンピック推進課 課長)
 ~ちがいをちからに。パラリンピックを通じて社会を変える~

写真:田中豊氏

第95回 花咲圭祐氏(株式会社スタイル・エッジ 執行役員)
 ~共生社会のロールモデルに~

写真:花咲圭祐氏

第94回 髙橋千善氏(株式会社寿商会 代表取締役社長)
 ~草の根で広げるパラスポーツの輪~

写真:髙橋千善氏

第93回 太田泰造氏(錦城護謨株式会社 代表取締役社長)
 ~世の中の"当たり前"を変えたい~

写真:太田泰造氏

第92回 青木尚二氏(株式会社JTB 執行役員 東京オリンピック・パラリンピック推進担当)
 ~ソフト面から創るユニバーサル社会~

写真:青木尚二氏

第91回 荒井秀樹氏(平昌パラリンピック・ノルディックスキーチーム日本代表監督)
 ~行動派監督、パラスポーツへの情熱~

写真:荒井秀樹氏

第90回 宇城元選手(パワーリフティング)
 ~剛腕で手繰り寄せる檜舞台~

写真:宇城元選手

第89回 棟田康幸氏(柔道家)・初瀬勇輔選手(視覚障害者柔道)
 2018新春スペシャル対談~"柔の心"で繋がる社会~

写真:棟田康幸氏・初瀬勇輔選手

第88回 大日方邦子氏(平昌パラリンピック日本選手団団長)
 ~1998長野から繋がる2020東京へのバトン~

写真:大日方邦子氏

第87回 江島大佑選手(水泳)
 ~未来へ経験を引き継ぐパラスイマー~

江島大佑選手

第86回 初瀬勇輔選手(視覚障害者柔道)
 ~“自他共栄”でつくる共生社会へ~

初瀬勇輔選手

第85回 永野明選手(プロハンドサイクリスト)
 ~未知の世界へと漕ぎ続ける挑戦者~

永野明選手

第84回 西勇輝選手(陸上競技)・古郡宏隆氏(野村不動産パートナーズ株式会社取締役兼執行役員
 ~選手と企業、一体となって東京を駆ける~

写真:西勇輝選手・古郡宏隆氏

第83回 多川知希選手
 ~“二足のわらじ”で目指すもの~

写真:多川知希選手

第82回 丸川珠代東京オリンピック・パラリンピック担当大臣
 ~2020年東京大会成功へ、汗かき役として動き回る~

写真:丸川珠代東京オリンピック・パラリンピック担当大臣

第81回 佐藤圭太選手
 ~日本人初の100メートル10秒台&メダルを目指すスプリンター~

写真:佐藤圭太選手

第80回 木村潤平選手
 ~前向きに突き進むパラスポーツの鉄人~

写真:木村潤平選手

第79回 吉田信一選手
 ~世界で煌めく金髪の卓球王~

写真:吉田信一選手

第78回 伊藤力選手(パラテコンドー)
 ~東京へと踏み出す新たなチカラ~

写真:伊藤力選手

第77回 瀬立モニカ選手(パラカヌー)
 ~2020東京へと続く航路~

写真:瀬立モニカ選手

第76回 齋田悟司選手
 ~挑戦し続ける車いすテニスのレジェンド~

写真:齋田悟司選手

第75回 山田拓朗選手
 ~パラアスリートの真の強化を目指す~

写真:山田拓朗選手

第74回 北沢洋平選手
 ~第一人者が創る電動車椅子サッカーの未来~

写真:北沢洋平選手

第73回 鈴木亜弥子選手(パラバドミントン)
 ~パラリンピック初代女王を目指して~

写真:鈴木亜弥子選手

第72回 髙田裕士・千明選手夫婦(陸上競技)
 ~夫婦で競い、共に目指す世界一への夢~

写真:髙田裕士選手写真:髙田千明選手

第71回 安達阿記子選手(ゴールボール)
 ~連覇に懸けるストライカー~

写真:安達阿記子選手

第70回 西崎哲男選手(パワーリフティング)
 ~夢を掲げるパワーリフター~

写真:西崎哲男選手

第69回 平澤奈古選手(アーチェリー)
 ~目標を見据え、無心で射抜く~

写真:平澤奈古選手

第68回 根木慎志氏
 ~パラスポーツの未来へ 新たな連携と普及への取り組み~

写真:根木慎志氏

第67回 鈴木大地スポーツ庁長官
 ~スポーツ庁初代長官が目指す共生社会~

写真:鈴木大地スポーツ庁長官

第66回 落合啓士選手(ブラインドサッカー)
 ~障がいを超えた絆で夢を追う~

写真:落合啓士選手

第65回 鹿沼由理恵選手(自転車)
 ~冬から夏へ、夢のペダルを漕ぐ~

写真:鹿沼由理恵選手

第64回 馳浩文部科学大臣
 ~オリンピック・パラリンピックは「三位一体」で~

写真:馳浩文部科学大臣

第63回 遠藤利明東京オリンピック・パラリンピック大臣
 ~未来の共生社会につなげる東京パラリンピック~

写真:遠藤利明東京オリンピック・パラリンピック大臣

第62回 廣瀬隆喜選手
 ~日本ボッチャ界を牽引するエース~

写真: 廣瀬隆喜選手

第61回 及川晋平ヘッドコーチ
 ~男子車椅子バスケ、指揮官が描くストーリー~

写真:及川晋平ヘッドコーチ

第60回 眞田卓選手
 ~"現状打破"掲げる車いすテニスプレーヤー~

写真:眞田卓選手

第59回 辻口博啓氏
 ~食とスポーツで明るい未来を~

写真:辻口博啓氏

第58回 高桑早生選手(陸上競技)
 ~義足のスプリンターが駆け抜けるリオ、東京への道~

写真:高桑早生選手

第57回 星野仙一氏
 ~進化のため、勝ちにこだわる~

写真:星野仙一氏

第56回 宮本洋一氏
 ~企業と共につくる東京2020のレガシー~

写真:宮本洋一氏

第55回 木村敬一選手(水泳)
 ~若きリーダーが見据えるパラスポーツの未来~

写真:木村敬一

第54回 橘香織ヘッドコーチ、上村知佳選手(車椅子バスケットボール)
 ~4年前のリベンジ、そして東京へ―~

写真:橘香織ヘッドコーチ写真:上村知佳選手

第53回 川淵三郎氏
 ~障がいの有無を超えたスポーツの力~

写真:川淵三郎氏

第52回 村尾信尚氏
 ~メディアが映し出すパラリンピックとは~

写真:村尾信尚氏

第51回 舛添要一東京都知事
 ~2020年に残したい成熟都市のレガシー~

写真:舛添要一東京都知事

第50回 黒岩祐治神奈川県知事
 超高齢社会を乗り越えるために ~パラリンピアンがもつノウハウ~

写真:黒岩祐治神奈川県知事

第49回 馳浩衆議院議員
 進む強化策 広がる支援の輪 ~2020年に向けて~

写真:馳浩衆議院議員

第48回 下村博文文部科学大臣
~2020年成功のカギは「オールジャパン」~

写真:下村博文文部科学大臣

第47回 菅義偉内閣官房長官
 世界へ発信 成熟ニッポンの姿 ~2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて~

写真:菅義偉内閣官房長官

第46回 花岡伸和選手(陸上競技)
 ~2020年へ選手強化の展望~

写真:花岡伸和選手

第45回 櫻井智野風氏
 ~科学が引き出す未知の力~

写真:櫻井智野風氏

第44回 田中晃氏
 ~スポーツ中継 新たなるチャレンジ~

写真:田中晃氏

第43回 久保恒造選手(クロスカントリースキー)
 ~悲願の金メダルを目指して~

写真:久保恒造選手

第42回 宮澤保夫氏
 ~「人を排除せず、認め、仲間をつくる」社会へ~

写真:宮澤保夫氏

第41回 鈴木寛氏
 ~2020 オリンピック・パラリンピック開催地決定!招致活動の現場と今後の展望~

写真:鈴木寛氏

第40回 田口亜希選手
 ~射撃に魅せられて~

写真:田口亜希選手

第39回 京谷和幸氏
 ~バスケットマンからサッカー指導者へ~

写真:京谷和幸氏

第38回 佐藤真海選手(陸上競技)
 ~東京がロンドンから学ぶこと~

写真:佐藤真海選手

第37回 鈴木孝幸選手(水泳)
 ~高まるパラリンピックの存在価値~

写真:鈴木孝幸選手

第36回 小倉和夫氏
 ~東京オリンピック・パラリンピック招致に向けて~

写真:小倉和夫氏

第35回 河野一郎氏
 ~日本のスポーツ振興の歩み~

写真:河野一郎氏

第34回 渡邉幸義氏
 ~スポーツの力でビジネスサポート~

写真:渡邉幸義氏

第33回 小宮正江選手、浦田理恵選手
 ~ゴールボールの世界に迫る~

写真:小宮正江選手写真:浦田理恵選手

第32回 秋山里奈選手(水泳)
 ~8年越しの金メダルへの軌跡~

写真:秋山里奈選手

第31回 ロンドンパラリンピック特別企画
写真:秋山里奈選手、車いすバスケ代表チーム、廣道純選手、国枝慎吾選手

第30回 半谷静香選手、小川直也氏 ~震災がもたらした出会い~
写真:半谷静香選手写真:小川直也氏

第29回 岩佐義明氏
 ~世界ベスト4へ"ハヤテジャパン"~

写真:岩佐義明氏

第28回 石井重行氏
 ~"異端児"から"世界トップメーカー"へ~

写真:石井重行氏

第27回 廣道純選手(陸上競技)
 ~日本人初のプロ車椅子ランナー~

写真:廣道純選手

第26回 寺西真人氏(水泳)
 ~知られざるタッピング技術と重要性~

写真:寺西真人氏

第25回 中北浩仁氏(アイススレッジホッケー)
 ~金メダルへの挑戦~

写真:中北浩仁氏

第24回 宮澤保夫氏
 ~排除のないスポーツ立国へ~

写真:宮澤保夫氏

第23回 丸山弘道氏
 ~車いすテニス・コーチングの奥義~

写真:丸山弘道氏

第22回 乙武洋匡氏
 ~未来を担う子どもたちへ~

写真:乙武洋匡氏

第21回 土田和歌子選手(陸上競技)
 ~進化し続けるパラリンピアン~

写真:土田和歌子選手

第20回 石井宏幸選手(ブラインドサッカー)
 ~サッカーに魅せられて~

写真:石井宏幸選手

第19回 臼井二美男氏
 ~義肢装具士が語るスポーツのススメ~

写真:臼井二美男氏

第18回 成田真由美選手
 ~酸いも甘いも味わった水泳人生~

写真:成田真由美選手

第17回 及川晋平選手(車椅子バスケットボール)
 ~"バスケバカ"の人生~

写真:及川晋平選手

第16回 中西麻耶選手(陸上競技)
 ~注目!世界の頂に最も近い日本人ジャンパー~

写真:中西麻耶選手

第15回 根木慎志選手
 ~車椅子バスケットボールと共に~

写真:根木慎志選手

第14回 中村太郎氏
 ~障害者スポーツの未来を語る~

写真:中村太郎氏

第13回 国枝慎吾選手(車いすテニス)
 ~世界のトップであり続けるために~

写真:国枝慎吾選手

第12回 三浦卓広氏
 ~新しい企業スポーツモデル~

写真:三浦卓広氏

第11回 大日方邦子選手(アルペンスキー)
 ~日本スポーツの未来のために~

写真:大日方邦子さん

第10回 田中晃氏
 ~スカパーの挑戦~

写真:田中晃氏

第9回 真野嘉久氏
 ~世界を目指せ! シッティングバレーボール~

写真:真野嘉久氏

第8回 笠井謙一氏
 ~東京都「スポーツ振興局」の試み~

写真:笠井謙一氏

第7回 河合純一氏(水泳)
 ~障害者スポーツの未来を考える~

写真:河合純一氏

第6回 狩野亮選手、マルハン韓裕社長~障害者スポーツと企業のかかわり~
写真:狩野亮選手写真:マルハン韓裕社長

第5回 中森邦男氏
 ~日本障害者スポーツの実相~

写真:中森邦男氏

第4回 森喜朗元首相
 ~国民誰にもスポーツする権利がある~

写真:森喜朗元首相

第3回 京谷和幸選手
 ~車椅子バスケの伝道師~

写真:京谷和幸選手

第2回 遠藤隆行選手
 ~氷上の格闘技に魅せられて~

写真:遠藤隆行選手

第1回 新田佳浩選手、荒井秀樹監督 ~パラリンピックへの熱き思い~
写真:新田佳浩選手写真:荒井秀樹監督


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